【特集_新庄市】「東山焼」の作成工程の見学に行ってきました!

新庄東山焼とは、山形県新庄市の陶磁器であり、天保12年に新庄戸沢藩の御用窯として開かれ、170年以上途切れることなく受け継がれてきています。

思わず魅入ってしまうような青の新庄東山焼の陶器です。民藝運動の創始者・柳宗悦(やなぎむねよし)「日本中のもので最も美しいでせうか」と言わしめた逸品でもあります。

特色は海鼠釉(なまこゆう)の6〜7種類の青。海鼠釉とは焼き物に塗るうわ薬のことで、色がナマコに似ていることから命名されたのだそうです。その土地の粘土質の種類によって発色がまるで違うそうです。

他の地域にも海鼠釉の陶器はありますが、新庄の青の特徴はしろみがかった優しい青。実際に手に取り見てみると、とても美しいです。

陶器を作っている工場を見せていただきました。

作業の工程は、まず粘土からろくろで器の形を作ります。

形を作った後は1週間から10日乾かします。

その後、素焼きします。

釉薬を塗ってまた乾かします。

乾かし方にも特徴があります。これらの陶器は薪の窯の近くで乾燥させます。この鮮やかな青は薪の窯でないと出ない色なんだそうです。

そして、ここで使われている薪は地元の大工さんから譲り受けた廃材を使用しているのだそうです。

一つ一つ丁寧に作られている工程を目の当たりにし、鮮やかな青に魅せられて、私たちは土鍋とマグガップとおちょこを購入しました!様々な青があるので色違いでいろいろな陶器をそろえたくなりました。次、新庄市にいったら「次はどの青を買おうかな」と帰り道にはなしていました。

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