はじめに

日本国内でも高い評価を受けるゴルフクラブメーカー「本間ゴルフ」の工場を訪れ、その製造現場を取材しました。今回の見学では、熟練の職人技と最先端技術がどのように融合して高品質なゴルフクラブを生み出しているのかを実際に体感しました。


工場概要

見学先となった「本間ゴルフ」は、60年以上続く匠の技と最先端技術、革新的な開発力を融合し、クラブを製造しています。世界中のゴルファーに最高の製品を提供し、国内外のプロゴルファーやアマチュアプレイヤーに愛用されています。


工場見学のハイライト

開発工程

まず訪れたのはクラブ開発部門です。最新のCADソフトウェアを使用して、ゴルフクラブの形状や重量バランスをミリ単位で設計していました。担当者の方によると、クラブヘッドの設計では空気抵抗や打球感を考慮し、数十種類のモデルを試作することが一般的だそうです。

クラブ製造工程

次に見学した製造工程部門では、ヘッドにシャフトを挿入し、接着剤で接合していました。 この際、ライ・ロフト・フェースの向きなどを匠がアドレスして鋭い目でチェックします。特に印象的だったのは、熟練の職人が一つひとつのクラブを手作業で組み立て、自分の手で握って確かめている姿でした。最終調整を行うシーンで、細部までこだわる姿勢が日本のモノづくりの緻密さを感じました。

シャフト製造工程

カーボン繊維メーカーと共同開発した最良の素材を、シャフトの各パーツに合わせた寸法に、独自の自動裁断機を活用し正確に裁断しています。マンドレルと呼ばれる鉄芯にカーボンシートをまきつけていく作業は、匠による手作業だそうです。

匠が織りなす技

生産拠点である山形県酒田市の工場には360名の職人が在籍し、最高の職人技、最新技術、そして高品質の素材を融合し、日々クラブを製造されています。新しいモデルが完成するまでには、多くの職人の手と長い期間を要し、毎回厳しい検査を受けているそうです。プロから直接要望があるケースでは、そのオーダーに合わせて微妙にソールを削って調整していく細かな作業を繰り返すそうです。お客様目線で、形にこだわり、必ず目で見て作ることは熟練の職人がいる本間ゴルフならではのモノづくりです。


まとめ

今回の工場見学を通じて、本間ゴルフのクラブが単なるスポーツ用品ではなく、職人技と最新技術が融合した芸術品であることを実感しました。一つひとつの工程に込められたこだわりを知ることで、ゴルフというスポーツへの理解と愛着がさらに深まったように感じます。

ゴルフ愛好家の皆さんもクラブ製造の背景を知ることで、プレーがより楽しくなるかもしれませんね!


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番外編

工場見学後に試打をさせていただきました。たくさんの職人さんが丹精を込めて作ったクラブだと思うと、いつもより少し緊張しましたが、以前よりクラブを大切に思うようになりました。ぜひ本間ゴルフに行ってみてくださいね〜!