庄内空港ファンクラブ会員様向け、ABH(ANA Blue Hangar)見学ツアー(企画・募集:庄交トラベル)を行いました。
昨年度、大好評だった機体工場見学ツアーに加え、今回は整備士・パイロット・CAの航空教室、羽田エクセル東急の滑走路が見えるお部屋の宿泊など航空好きにはたまらないANA大満喫のツアーでした!
1泊2日のツアーの1日目は自由行動。宿泊は羽田エクセル東急の滑走路が見えるお部屋でした。
そして2日目からABHツアースタート!
まずは羽田エクセル東急から機体工場に移動し、整備士の航空教室を行いました。
整備部門はライン整備・ドック整備・エンジン整備・装備品整備・整備サポートと5つの部門に分かれていますが、今回の整備さんはドック整備を担当している方でした。
飛行機に関するクイズを織り交ぜながら、整備士のお仕事について詳しく解説して頂きました。
整備士が実際に作業時に使っている道具を見せていただきました。
工具が一つでもなくなると大問題になってしまうため、一人ひとりが道具の管理を徹底しています。様々な種類の工具があり、不具合が発生した箇所によって道具を使い分けています。
昼食は空港で販売されている大人気のお弁当、「空弁(そらべん)」です。
羽田空港にある「空弁」の専門店、空弁工房から2種類をご用意しました。
「賛否両論の笠原流醤油かつ重」と「歌舞伎座監修のくまどり弁当」です。
私は「賛否両論の笠原流醤油かつ重」をいただきました!
特製の醤油タレを浸み込ませた、かつお節の風味が利いた甘辛い味付けのかつ重でご飯がどんどん進みました!
歌舞伎座監修のくまどり弁当はインパクトのある容器で、中のトレーを外すと小物入れとして再利用できる仕様になっています。
皆さんも羽田空港に行った際は、召し上がってみてください!
昼食後、 いよいよABH見学ツアーがスタートです。
格納庫には、ボーイング787型機(B787)が格納されていました。
間近でみるエンジンの大きさに圧倒されます。
エンジン一つの価格を聞いて、参加者のみなさまは驚愕していました。
バードストライクが起こったら着陸後エンジンにどのような点検が行われるのか、被雷したら飛行機はどうなるのかなど、庄内でよく起こる現象に対しての質問がでましたが、整備士の方が詳しく教えてくださいました。
次にパイロットによる航空教室です。
安全に飛行を行うために、フライト前に雲の動きを確認し、飛行ルートを決め、揺れのリスクを考え、客室乗務員とその情報を共有するなど、日常業務の流れを教えていただきました。
その後、パイロットの鞄の中身を紹介してくださいました。
太陽に近いコックピットではサングラスは必須です。また、今まで自分がフライトした便をすべて手書きで記録しているフライトログも見せていただきました。
客室乗務員の航空教室は私たちが担当しました。
救命胴衣を実際に膨らませる体験をしていただきました。着用後、機内で膨らませてしまうと、身動きがとりづらく、脱出の妨げになってしまうことを体験していただきました。
CAの立場から、救命胴衣の着用はお客様にとっては難しく、時間がかかってしまうこともわかりました。緊急時に迅速に対応するために、救命胴衣の着用方法をわかりやすく説明するなど、よりきめ細やかな対応を目指していきたいと思います。
ABHツアー体験後はANAをホテルの客室で満喫する「ANA ROOM |羽田エクセルホテル東急の見学です。
お部屋にはANA国際線ビジネスシートのモックアップが設置されており、シートに座りながら滑走路を見たり、ベットの上にはANAの路線地図、壁面にはANAの時刻案内があり、飛行機好きにはたまらないお部屋になっていました。
入り口には空港のチェックインカウンターにある機内持ち込み手荷物案内があり、まるで空港に泊まっているかのよう。
飛行機に乗る前に、機内に持ち込む手荷物をチェックすることもできます。
私たちもお部屋のあらゆるところでANAを感じることができ、とてもテンションが上がりました!
夕食は羽田エクセル東急ホテルのコース料理でした。
ホテルのシェフのご配慮で、コースの食材はすべて山形産でした。
地元の食材をいつもとは違うメニューで食べることができ、参加者の方々も大満足でした。
丸1日ANAを堪能する盛りだくさんなツアー内容でしたが、お帰りの際は皆さま笑顔で
「ANAをさらに知ることができ、とても思い出に残る楽しい旅行になった」
と仰っていただけて、とてもうれしかったです。
今後も庄内地域にANAファンを増やすべく、活動に邁進してまいります!!