酒の酒田プロジェクト 

山形県酒田市。日本国内で「酒」の文字を冠する2つしかない自治体の1つであり、「酒の酒田」として、こだわりある酒造りが盛んな地域です。

山形県は吟醸酒の出荷が多く「吟醸王国」と呼ばれており、県内には49の酒蔵があります。そのうち酒田市内には7つの酒蔵が点在し、各蔵ごとに個性豊かな酒造りが行われています。(酒蔵数は山形県酒造組合ホームページの情報に基づく)

酒田の酒蔵の中でも、酒田市旧市街にあった5つの蔵元が合併して昭和22年(1947年)に誕生した「酒田酒造」と酒田市で庄内平野を一望できる高台に位置する天然温泉施設「アイアイひらた」を運営する「ひらた悠々の杜」がタッグを組んで、オリジナルの日本酒造りを行いました。

プロジェクトには、庄内在住で客室乗務員として乗務しながら庄内地域で活動中の「ANA SHONAI BLUE Ambassodor」が参加し、お酒の風味や、デザイン・パッケージデザインを担当しています。

オリジナル日本酒に使うのは、山形県初の大吟醸向け品種として育成され、山形酒米の集大成とも言われる「雪女神」。このプロジェクトでは、贅沢に雪女神を精米歩合30%まで磨き上げ、麗しき特別な日本酒を仕上げました。

この特別な純米大吟醸には「でゅ~」という名前を付けました。今回のプロジェクト始動の際、「今回作る日本酒、美味しいからと言って飲み過ぎたらまぐまぐでゆ~になっちゃうね!(飲みすぎて明日気持ち悪くなるよ)」と言われたことがきっかけです。日常生活の中で、庄内の方々は感情を表現するときに「◯◯でゅ~」という言葉で表現することがあります。この日本酒を飲んだ方には、それぞれの感じ方があると思います。「こういう日本酒」という定型での押し付けではなく、それぞれの人が、それぞれの感じ方で楽しんでいただくお酒になってほしい、という想いを込めてこの名前を付けました。

ANAのクラウドファンディングでご支援いただき作った、雪女神30%まで磨いた純米大吟醸酒「でゅ~」は、現在は酒田市のふるさと納税の返礼品として入手することができます。詳しくは、ANAふるさと納税のサイトをチェックしてください。

カテゴリー

TOP