東京農業大学シンポジウム

11月13日、東京都世田谷地区にある「東京農業大学」にて、シンポジウムを行いました。

東京農業大学は、東京都世田谷キャンパス・神奈川県厚木キャンパス・北海道オホーツクキャンパスの三つのキャンパスを有しており、「総合農学」という考えを大切にした教育・研究を展開しています。
連携先組織(自治体・企業・団体など)との1対1の連携から、東京農業大学がハブとなって連携先組織をつなぎ、イノベーションを創出していく「産学官・地域連携HUB構想」を推進しています。

その一環として開催された「産官学・地域連携HUB」シンポジウムにおいて、ANAあきんどが共催として、ANAグループが取り組む地域創生を紹介する機会を頂きました。

まずは、東京農業大学産学官・地域連携センターの平山センター長から開会のご挨拶でスタート。

東京農業大学のハブ構想の概要のお話をいただき、「大きなネットワークを活用して、”化学反応”を起こさせることができるようにしたい。」と、今回のシンポジウムへの想いを伝えていただきました。

続いて、江口学長からは、冒頭のご挨拶として、世界の農業のハブである「東京農業大学」と、世界各国にネットワークを持つ「ANAグループ」が想いを共にし、世界各地の人々の想いをつなぐきっかけとなることを願う、とこのシンポジウムの意義をお話頂きました。

続いて、ANAグループの歩みと地域創生事業に取り組むことになった経緯をANA庄内支店の前田支店長から説明をしたのち、ANA SHONAI BLUE Ambassadorの庄内地域での活動について、各自が注力した取り組みと今後の想いについてお話させていただきました。

第2部では、「東京農大ブランド構想の意義と展開可能性」として、上岡副学長からの説明がありました。

「実学主義」のもと、「総合農学」の力で地球上のあらゆる課題解決に挑んでいる、というブランド構想は、3キャンパス6学部23学科それぞれの分野で構築されているとのこと。そのブランドは信頼に基づくものであり、持続可能な世界を実現するために創立200年を目指した東京農業大学ブランドの8つのゴールが紹介されました。

その後、東京農業大学江口学長、上岡副学長、オホーツクキャンパス4年生の加藤さん、ANA太田マネージャー、ANA SHONAI BLUE Ambassador佐藤・坂本が登壇し、「東京農業大学とANAの連携で届ける地域の魅力」というテーマでトークセッションを実施しました。

ANAグループの活動や、小麦をしっかり味わってもらいたいとの情熱のもと「本気の小麦やさん」を展開する加藤さんの取り組みなど、登壇者それぞれが事例を紹介しながら、江口学長からの「各地域の潜在的な資源を引き出して、一緒に”化学反応”を起こしていきたい」というお言葉でトークは終了しました。

今後も、それぞれの強みや専門分野を発揮しながら、相乗効果によるイノベーションを起こし、地域を元気にする取り組みに励んでいきたいと思います。
私たちにとって、とても勉強になった有意義な時間でした。

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