村山地域は、県内陸部のほぼ中央、東京から約300キロメートルの距離に位置し、東は奥羽山脈を境に宮城県と、西は出羽山地を境に庄内地域と、南は朝日(あさひ)山地・五百川(いもがわ)峡谷を境に置賜地域と、 北は村山葉山(はやま)・実栗屋峡(みくりやきょう)を境に最上地域と接し、山形盆地を中心に尾花沢盆地、上山盆地を含む丘陵地、山地です。
また、北流する最上川の中流部にあり、寒河江川、須川が合流する地域や扇状地、自然堤防上では、水はけの良さを利用して果樹栽培が盛んに行われています。
面積は、県土の28.1% 1を占め、神奈川県や沖縄県よりも広く、県庁所在地山形市を中核とした7市7町で構成されています。
山形市
Yamagata-city

山形市は、山形県の県庁所在地として発展してきました。市内中心部には多様な都市機能が集積しており、都市的な生活を送ることができる一方、蔵王温泉や山寺などの観光地や大きな公園で気軽にキャンプをすることもできます。都市と自然がとても近くで共存しているところが山形市の最大の魅力です。また近年は大型屋内遊戯施設の整備や、教育のICT化を進めており、子育てに適した住環境に加え、ハード・ソフト両面において子育て支援が充実した子育しやすいまちです。
山辺町
Yamanobe-machi

山辺町は、県庁所在地の山形市の西部に隣接している緑豊かな町です。
平野部は山形市へのアクセスが良く、山形駅まで電車で14分、車で12分と交通の便に恵まれています。また、山間部は玉虫沼を始めとした大小の湖沼が点在する緑豊かな森林や湧水などが美しい自然景観をつくりだしています。全国有数のニットの産地でもあり、サマーニット発祥の地としても知られるファッションの町です。
河北町
Kahoku-cho

河北町は、山形県のほぼ中央に位置し、四方を山に囲まれ、冬の降雪も少ない方です。寒暖の差が激しく豊かな自然と肥沃な大地がおいしい農作物を育てます。米やさくらんぼ、香りのいい秘伝豆のほか、近年新たなブランド野菜として、「かほくイタリア野菜」の栽培に力を入れ、首都圏のレストラン等に出荷しています。
国産スリッパ生産日本一の「かほくスリッパ」、ご当地グルメ「かほく冷たい肉そば」などと一緒に新たな”かほくブランド”の確立を目指しています。
新規に農業を始める方には、「河北町就農研修生受入協議会」で、実務研修から独立まで支援します。
西川町
Nishikawa-machi

西川町は、東北の名峰「月山」の麓に広がる自然豊かな町です。
古くは山岳信仰の宿場町として栄え、現在は月山のトレッキングや夏スキーが有名です。
月山には広大なブナ林が広がっており、ブナ林で蓄えられた水は、数百年という年月をかけて湧き出します。西川町ではその水を利用し、月山自然水・地ビール月山の販売、日本一の高さを誇る月山湖大噴水(112m)の打ち上げ、カヌースポーツの振興など「水にこだわったまちづくり」を展開しています。