置賜(おきたま)地域は、山形県の最南端に位置し、東は奥羽山脈を境に福島県、宮城県と、西は朝日(あさひ)山地を境に新潟県と、 南は吾妻(あづま)山地・飯豊(いいで)山地を境に福島県会津地方と、北は朝日山地・白鷹(しらたか)山を境に村山地域に接しています。
また、山形県の母なる川「最上川」の源である吾妻連峰の裾野に広がる米沢盆地を中心に長井盆地を含めた最上川系の陥没盆地と宇津峠(うつとうげ)山地を分水嶺とする小国盆地からなります。
面積は、県土の26.8%1を占め、米沢市を中核とした3市5町から構成されています。
米沢市
Yonezawa -city

米沢市は、最上川の源である吾妻連峰の裾野に広がる美しい山々に囲まれた、田舎と都市がバランスよく混在する盆地。
福島県との県境、山形県の玄関口として位置し、新幹線では「東京までたった2時間」の距離。隣県や都心までバス、電車、車でも自由な往来が可能です。「美人の湯」と名高い温泉もあるなどレジャーな一面もあります。
長井市
Nagai -city

長井市は、西は朝日山系、東は出羽丘陵に挟まれ、その間を南北に最上川が貫流しています。市内で最上川に合流する置賜野川、置賜白川の扇状地が構成する長井盆地に位置していることから、夏は暑く冬は寒いですが、パリッとした季節感があります。街中には水路が走っており、きれいな水が豊富です。春から夏にかけては桜やつつじ、あやめの花が咲き誇り、美しい景観が自慢の「水と緑と花のまち」です。
高畠町
Takahata -machi

まほろばとは「周囲が山々に囲まれた平地で住みよい美しいところ」という意味です。奥羽の美しい山並みに囲まれ、四季折々の多彩な風景が展開される自然環境と調和した豊かな生活をはるか1万年前から築いています。
また、「日本のアンデルセン」と称され、『泣いた赤おに』等の作品を残した童話作家・浜田広介の出身地であり、広介童話の「愛と善意」が息づく温もりのあるまちづくりを進めています。
南陽市
Nanyo -city

南陽市は、山形県を人の顔にたとえれば、ちょうど「エクボ」の位置にある県南部に位置しています。開湯920余年の伝統ある赤湯温泉や宮内熊野大社など歴史と伝統を持つまちです。北に丘陵、南に沃野が広がり四季の変化に富み、ぶどう、さくらんぼなどの果樹栽培が盛んです。鉄道・国道が結節する県南の交通の要衝でもあります。